マイクロ波解凍機MIPシリーズ
- 冷蔵・冷凍機器
-
ターゲット
【ターゲット】
マイクロ波解凍機MIPシリーズ(明治機械および米Ferrite社製)の主なターゲットは、大規模な食肉・水産加工施設や、品質とスピードを重視する食品メーカー。
1. ターゲット業界・施設
• 食肉・水産加工工場: 大量の冷凍原料を短時間で「テンパリング(次工程に最適な-1℃〜-5℃程度への昇温)」する必要がある施設。
• 調理食品(惣菜・弁当)メーカー: 生産計画に合わせて、必要な分だけを即座に解凍し、ロスを最小限に抑えたい企業。
• 大規模セントラルキッチン: スーパー、コンビニ、外食チェーン向けに食材を供給する拠点。
2. 導入の主な目的
• 品質維持と歩留まり(収率)向上: 氷結晶が最大になる温度帯を短時間で通過させるため、組織破壊が少なく、ドリップ(栄養分・旨みの流出)を最小限に抑えられる。
• 作業の効率化と衛生管理: ダンボールに入れたまま、あるいはパレット積みのまま数分で解凍(昇温)できるため、開封作業やラックへの移し替えの手間が省け衛生的。
• ジャストインタイムの生産: 解凍に数日かかる自然解凍や水解凍と異なり、数分〜数十分で処理できるため、急な増産依頼にも対応可能。
3. 主なモデルと処理能力
MIPシリーズは、バッチ式(小・中規模向け)から連続式(大規模向け)まで幅広く展開。
モデルラインナップ 特徴・ターゲット規模 処理能力の目安
MIP3 バッチ式。少量の解凍や研究開発、店舗等に適した小型機。1回最大20kg(日産目安0.5~2.0t)
MIP4 バッチ式。少量の解凍や研究開発、店舗等に適した小型機。1回最大25kg(日産目安1.0~3.0t)
MIP10 バッチ式。136kgの冷凍品を数分で解凍。中規模加工施設向け。1回最大136kg(日産目安1.0~3.0t)
MIP-12(トンネル型)コンベアによる連続処理。大規模な生産ラインを持つ工場向け。最大15.4t / 時間
-
利用シーン
【利用シーン】
マイクロ波解凍機
MIPシリーズは、冷凍原料を数分で加工に適した温度(テンパリング温度:-5℃〜-1℃程度)まで昇温できるため、スピードと品質の両立が求められる現場で広く活用。
主な利用シーンは以下の通りです。
1. 食肉・水産加工の前処理(スライス・チョップ工程)
スライスやダイスカット、挽肉の製造において肉や魚がカチカチに凍っていると刃を傷め、逆に溶けすぎると身が崩れる。
• 利用例: 冷凍ブロックをMIPシリーズに通し、数分で「包丁が入りやすくドリップが出ない絶妙な硬さ」に調整。
2. 多品種少量生産・急な増産への対応
自然解凍には通常2〜3日かかるため、急な注文変更への対応が困難。
• 利用例:翌日分の原料が足りなくなった際、MIPシリーズを使えばその場で冷凍庫から取り出して数分で解凍し、すぐに生産ラインへ投入。
3. ダンボール箱・パレットごとの一括処理
マイクロ波は内部まで浸透するため、包装を解く手間が省ける。
• 利用例:原料をダンボールに入れたまま、あるいはパレットに積んだまま機械に投入します。これにより開封作業に伴う異物混入リスクの低減と労働コストの削減を同時に実現。
4. 衛生的で省スペースな解凍作業
広い解凍室や大量の水(水解凍の場合)が不要。
• 利用例:スペースの限られた都市型のセントラルキッチンや、高度な衛生管理が求められる惣菜工場などで、解凍室をなくして直接ラインに組み込む形で運用される。
5. 多様な食品カテゴリ
肉や魚だけでなく、水分を含む様々な冷凍食品に利用されている。
• 利用例:冷凍フルーツ(ジャムやデザート用)、冷凍野菜、パン生地やベーカリー製品などのテンパリング。
MIPシリーズは、バッチ式のMIP3、MIP4(少量・研究用)から、トンネル連続式のMIP-12(大規模工場用)まで、生産規模に合わせたラインナップが揃っている。
-
製品の特徴
【製品の特長(セールスポイント)】
1. 圧倒的な解凍スピードと生産性
• 短時間処理:自然解凍では数日かかる冷凍ブロックを、数分から数十分で加工に適した温度(-5℃〜-1℃のテンパリング)まで昇温させる。
• 大量処理能力:連続式の「MIP12」モデルでは、1時間あたり最大15.4トンの処理が可能。
• 即時対応:必要な分だけをその場で解凍できるため、計画変更や急な増産依頼に柔軟に対応。
2. 高い品質維持(歩留まりの向上)
• ドリップの抑制:最大氷結晶生成帯(-1℃〜-5℃)を短時間で通過させるため、組織破壊が少なく、栄養分や旨みを含むドリップの流出を最小限に抑える。
• 均一な加熱:独自の波形伝送技術により、表面だけが溶けて内部が凍ったままというムラを防ぎ、均一なテンパリングを実現。
3. 省人化・衛生管理の徹底
• 梱包のまま解凍可能:ダンボールに入れたまま、あるいはパレット積みの状態で解凍できるため、開封作業やラックへの移し替えの手間(人件費)を大幅に削減。
• 衛生的な構造:ステンレス製の筐体やコンベアベルトは使用後に水洗いが可能で、雑菌の繁殖リスクを低減する。
• 異物混入防止:外装を剥がさずに処理できるため、作業工程での異物混入リスクを最小限に抑える。
4. 優れた浸透性と深部加熱
• 923MHzの周波数:一般的な電子レンジ(2,450MHz)よりも波長が長い915MHz帯(国内923MHz)を採用しており、マイクロ波が中心部まで深く浸透するため、大きな冷凍ブロックも効率よく加熱。
5. 柔軟なシステム拡張
• 出力のカスタマイズ:必要な解凍能力に合わせて、75kWの発振機(トランスミッター)を複数台連結して出力を調整することが可能。
- 取引対象国
JAPAN : 直接取引も間接取引も可能
CHINA : 直接取引も間接取引も可能
HONG KONG : 直接取引も間接取引も可能
INDONESIA : 直接取引も間接取引も可能
MACAO : 直接取引も間接取引も可能
MALAYSIA : 直接取引も間接取引も可能
PHILIPPINES : 直接取引も間接取引も可能
TAIWAN : 直接取引も間接取引も可能
THAILAND : 直接取引も間接取引も可能
VIET NAM : 直接取引も間接取引も可能
| サイズ・容量 | MIPシリーズ 各モデルの本体サイズ 🔹MIP3(小型モデル・バッチ式) 外形寸法(本体):(W×D×H) 1,372×1,524×1,956㎜ 🔹MIP4(小型モデル) 外形寸法:(W×D×H) 3,583×2,850×2,134㎜ 🔹 MIP10(バッチタイプ・バッチ式) 外形寸法:サイズ(W×D×H) 4,319×2,597×2,574㎜ 🔹 MIP12(トンネルタイプ・連続式) 外形寸法(本体のみ):サイズ(W×D×H) 7,727×1,400×1,905㎜ (本体) |
|---|---|
| 消費期限 | 【消費期限】 法定耐用年数、主要部品(マグネトロン)の寿命、適切なメンテナンスによる物理的寿命 1. 法定耐用年数(税務上の寿命) 日本の税法上食品製造加工装置としての法定耐用年数は一般的に10年。 2. 主要部品「マグネトロン」の寿命 マイクロ波を発生させる心臓部であるマグネトロンは消耗品であり定期的な交換が前提。 3 機械全体の物理的寿命 適切なメンテナンスを行えば、装置本体(ステンレス筐体など)は10〜15年以上活用することが可能。 |
| カタログPDF |
明治機械
https://www.meiji-kikai.co.jp/- 国内出展者
- 輸出不可
- FOODEX JAPAN 2026 / 第50回食肉産業展2026
- 食肉産業展
- ブース番号 E7-G002
| 出展製品 | 1.マイクロ波解凍機【MIP4】 2.ミスト式解凍機【FH-250】 3.液体凍結機【TM-02α】 |
|---|